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先輩たちの声INTERVIEW

先輩の声

毎日の整備や点検を通して
「安全な電車を送り出す」ことに充実感

車両技術係 神原 京子さん

駅係員 駅係員

これまでの経歴

  • ①2019年 中途入社 車両部整備課 電機職場 技術係

  • ②2021年      車両部整備課 宗吾仕立検査職場 技術係

  • ③2022年      車両部整備課 宗吾仕業検査職場 技術係(限定運転士)

今の職種を目指した理由や入社のきっかけは

前職は缶の製造会社に約10年勤めていました。一斗缶や赤ちゃん用の粉ミルク缶、飴の缶などを作っていましたが、私の場合は以前から整備にも興味があったので、製造ラインのメンテナンスなどにも少し携わっていました。そして、もっと成果が目に見えるような仕事がしてみたくなったのと、機械の整備について深く関わりたいと思うようになり、転職活動を始めました。私の祖父が鉄道関係の仕事をしていたことや、私自身も鉄道が好きだったこともあり、鉄道会社の整備の職種に絞って情報収集。安定した業界というのも魅力に感じた点ですね。

現在の仕事内容、やりがい、難しさについて

車両技術係 神原 京子さん

車両技術係の主な仕事内容は、車両の検査や修繕業務に加え、限定運転士になると車両出入庫時の電車運転業務等も行います。入社当時は何も知識のない状態で不安でしたが、車両技術係だけでなく、駅係員や保線技術係などほかの中途採用者合同の研修があり、大企業の研修のスケールの大きさを感じました。座学研修後、車両部に仮配属された後も、ひと職場ごと2〜3日ずつ回って研修したり、座学などもあったりして、鉄道車両の整備の基本知識を学べ、未経験でも車両技術係になるための下地を作れる教育環境の手厚さに不安が軽減されました。

車両のブレーキシューや電気系統、パンタグラフなどの点検や整備、車両を1両ずつ切り離し細かいパーツをバラして点検や整備する作業など、車両技術の仕事は職場ごとにやる内容は異なります。

車両技術係 神原 京子さん

私の今の仕事は、10日に一度行う列車検査と、限定運転士として車庫からその最寄り駅まで電車を操縦する出入庫を担当しています。営業している列車にトラブルがあった際には、本線での対応も行います。
車両事故やダイヤ乱れで、予定していた車両が車庫に入らなかったり、臨時の出入庫があったり等、臨機応変な対応をしていかなければならないところに限定運転士としての仕事の難しさを感じますが、整備や点検した電車が時刻通りに駅を発着する姿を見ると、毎日、自分たちは大きな役割を担っているのだとやりがいを感じます

今後の目標やビジョンはなんですか

入社して5年目になりますが、まだ学ぶべきことは山ほどありつつ安定して成果を出していかなければならないと感じています。偉大な先輩方が多いので、今後キャリアを積んでいくためにもまずは見習って、異常時などでも冷静に対応できるようになっていきたいです。
また、車両技術係では私を含めた二人が初の女性採用で、現在は四名の女性が働いています。更衣室やシャワー室、寝室のほか、女性専用の洗濯乾燥機もあり、働く職場環境が整えられています。冬は寒かったり、整備の仕事で汚れてしまったりすることもありますが、力仕事がメインではありませんし、やりたい、やろうという意欲があれば女性でもできる職種です。後輩もできてきましたし、フォローできるところはフォローしつつ、共に成長していければと思っています。

京成電鉄で働く魅力はなんですか

限定運転士になると夜勤の仕事があり、緊急対応がない限り休憩や仮眠はとれますが、自分なりの生活リズムを整える必要があり向き不向きがあると思います。しかし、有給休暇も含め「ちゃんと休みをとった?」など、しっかり休みをとるように積極的に声をかけてくれますし、職場の雰囲気が良いのは魅力です。先輩、後輩が自由に意見を言い合える風土がありますし、仕事で困っているときなど頼れる先輩がいる職場というのは大事ですよね。先輩や上司に恵まれていると感じています。