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先輩たちの声INTERVIEW
乗務員に聞いた現場で働く魅力とは 乗務員に聞いた現場で働く魅力とは 乗務員に聞いた現場で働く魅力とは

SPECIAL CONTENTS

乗務員に聞いた
現場で働く魅力とは

PROLOGUE

地域輸送を担う各駅停車から、時速160Kmで空港アクセスを担うスカイライナーまで、
多くのお客様が乗車する鉄道車両は、運転士と車掌の2名で動かしている。
お客様の命を預かる乗務員とその管理者に仕事の魅力を聞いた。

MEMBER

山内和弘

山内 克紀 Yamauchi Katsunori

運輸部 高砂乗務区長(当時)
現在:鉄道本部 安全推進部 安全推進担当課長

押野浩史

押野 浩史 Oshino Hiroshi

運輸部 高砂乗務区 助役(当時)
現在:運輸部 運輸指令室 助役

関智也

関 智也 Seki Tomoya

運輸部 高砂乗務区 運転士(当時)
現在:運輸部 津田沼乗務区 運転士

大根田幸治

大根田 幸治 Ōneda Kouji

運輸部 津田沼乗務区 助役(当時)
現在:運輸部 高砂乗務区 助役

足立美菜

足立 美菜 Adachi Mina

運輸部 津田沼乗務区 車掌(当時)
現在:運輸部 宗吾乗務区 車掌

Episode01

現在の役割

山内
山内

「私は高砂乗務区長として、在籍する運転士約300名の管理監督を担当しています。鉄道業の根幹である『安全輸送』を揺るぎないものとする為、運転士との意思疎通を図り、風通しの良い職場環境の構築を目指しています」

押野
押野

「指導担当助役の私は、運転士の教育・指導を行っています。基本動作がきちんと身についているか、各機器類の取扱いや規程類を理解しているかなどを確認し、誤った自己流の作業を行っていれば適宜指導します。運転士が工夫して実施しているプラスαの事故防止策など、良い点については情報共有できるよう、運転士をつなぐハブとしての役割も担っています」

関

「京成電鉄が誇る有料特急・スカイライナーの担当運転士として働いています。乗務中は常に緊張感を持って執務していますが、この緊張感をプラスに変えられるよう、オンとオフの切り替えを意識し、プロとしての仕事を全うすべく日々過ごしています」

大根田
大根田

「安全輸送を実現すべく、約300名の車掌の指導や教育を行うことが私の仕事です。常日頃より全ての車掌に対し、お客様の大切な生命と財産を預かっていることを強く意識するよう指導しています。一つの誤った判断や操作が重大事故を引き起こす可能性があるということを教育し、特にドアの開け閉めなど基本動作を確実に実施しているか、注視し指導しています」

足立
足立

「スカイライナーの車掌を担当しており、関さんとはペアで乗務しています。車掌はお客様と直に接する機会が多くありますので、京成電鉄の顔として笑顔で応対し、お客様からの問い合わせにも迅速かつ丁寧にお答えできるよう心掛けています」

業務風景
業務風景

Episode02

乗務職場で働く魅力

山内
山内

「私自身、駅係員にはじまり車掌、運転士、助役、本社勤務、駅長と輸送に関するさまざまな職種を担当する中で、たくさんの貴重な経験を得てきました。職種転換によって鉄道サービスを複数の視点から見つめ、鉄道従事員としてキャリアアップができる環境は魅力的だと思います。明るく前向きな雰囲気に満ちた職場環境も自慢ですね」

押野
押野

「自分で電車を運転することができる職業というのは、それだけで大きな魅力です。運転士になるべく、研修では4ヶ月の座学講習を行った後、5ヶ月間、先輩である指導運転士がマンツーマンで操縦訓練を教える師弟制度があり、これは京成電鉄の伝統でもあります。また、研修所には運転シミュレーターが導入されているため、座学期間中の空いている時間を利用して練習を行うなど、運転士を目指すうえで不安のない教育体制が整っていると思います」

関

「車掌や駅係員と協力しながら、無事にその日の仕事を終えた後の安堵感と充実感は、何ものにも代えがたいものがあります。混雑した状況においても、安全を第一にダイヤを守り、お客様を目的地にお送りできたときは非常に感慨深く、やりがいにつながっています。京成電鉄は複数の鉄道会社と相互直通運転を行っておりますので、数多くの車両を運転できるというのも魅力ではないでしょうか」

大根田
大根田

「朝、会社や学校へ電車で行き、夕方電車で帰ってくる。そんな当たり前の日常を支える私たちの仕事は、いわば同じことの繰り返しです。時には、災害などで列車の運行が大きく乱れお客様よりご提言をいただいてしまうこともありますが、お客様のご提言を真摯に受け止め、明日の安全輸送に確実に繋げていくことが魅力です。何事もない日常、当たり前の日常を支え続けることに、やりがいを感じています」

足立
足立

「お客様から“放送が良かったよ”とお褒めの言葉をいただいた経験や、遺失物捜索で忘れ物を見つけることが出来た際のお客様の笑顔は強く印象に残っています。日本の玄関口である成田空港と沿線の観光名所、そして東京を結ぶ京成電鉄は、国内外を問わず多くのお客様に貢献できる会社です。とてもやりがいのある職場だと感じています」

業務風景
業務風景

Episode03

今後の目標と志望学生へのメッセージ

山内
山内

「ご利用いただいたお客様から“京成にまた乗りたいね”という印象を持っていただけるよう仕事に取り組むことが私の目標です。初めて来日される海外からのお客様であれば、京成のサービスが「日本の第一印象」になることも考えられます。私たちが担う役割は大きいですが、たくさんのお客様の足を支えたい、という、熱意のある人をお待ちしています!」

押野
押野

「経験に応じて入社以後ステップアップしてきましたが、助役としてはまだ経験値が不足していると感じる場面が多いです。成長途中である自分を鼓舞しながら、働きやすい職場環境を提供していきたいです。女性の乗務員も少しずつ増えていますので、性別を問わずご応募いただければと思います」

関

「運転士は子どもたちから注目を集める、あこがれの職業です。私自身がそうであったように、乗務中の姿を見て“将来運転士になるぞ”と思う子どもたちが増えれば嬉しいです。京成電鉄には乗務のプロフェッショナルがたくさんおりますので、自分から先輩に質問し、スキルアップしたいという向上心あふれる方を歓迎します」

大根田
大根田

「決められた業務を確実に実施し、些細な異変も見逃さず、状況を素早く判断し的確に対応することがプロフェッショナルだと考えています。このような車掌を育成すべく、いつでも相談や報告をしやすい雰囲気作りを心掛けています。責任感があり、仕事にやりがいを求める方はぜひ一緒に働きましょう」

足立
足立

「後輩を指導する立場になって、現場と乗務区の懸け橋になりたいです。女性の乗務員はまだまだ少数ですが、育児短時間用のシフトが用意されているなど、ライフステージに合わせて働きやすい環境が整っています。女性ならではの目線や接遇が活きる場面もたくさんありますので、男女を問わず応募をお待ちしています」

業務風景