SPECIAL CONTENTS
育児と仕事を両立しながら
働ける環境
PROLOGUE
京成電鉄では、性別を問わず、子育てをしながらでも働きやすい職場づくりを大切にしている。
実際に産前産後休業・育児休業を取得した社員が、制度を利用した経験や現在の働き方について語る。
MEMBER

産休・育休取得時期
- 産休・育休 2022/12~
- 育児短時間勤務2024/4~現在
新井 聡子 Satoko Arai
人事部所属
京成フロンティア企画株式会社出向

育休取得時期
- (第2子)育休 2022/10~
馬場 一貴 Kazuki Baba
人事部所属
一般社団法人千葉県経営者協会出向

産休・育休取得時期
- 産休・育休 2024/8~
- 育児短時間勤務2025/5~現在
河野 美紗貴 Misaki Kono
計画管理部 計画管理担当
Question
産前産後休業・育児休業、時短勤務などの育児制度を利用してみて感じたこととは。
「2022年7月に京成グループのホテル運営会社へ出向し、約5カ月後の12月に産休に入りました。一般管理部門業務を一人で担当していたこともあり、出向したばかりでしたが妊娠がわかった7月の時点で上司へ報告し、体調面を考慮しながらできる限り業務分担を調整していただきました。復職後は育児短時間勤務制度を利用し、別の出向先で人事労務や職場環境の改善に関わる業務なども担当しています。正直、同じグループといえど出向先で、周りの方たちより勤務時間や日数が少なくなることへの申し訳なさを感じることもありますが、自身が制限をもって働く立場を経験しているからこそ、より働きやすい職場づくりを考える視点を持って仕事に活かしています。」
「私は復職後も計画管理部の計画管理担当として、育児短時間勤務を利用しながら働いています。主な業務は鉄道事業における収入や費用、設備投資の実績管理、予算の策定などです。私も妊娠がわかった時点で上司には早めに報告しました。特につわりが重くて早退する日もあったため、業務への影響を考えての判断でした。また、当社は7月に定期人事異動があるため、早めに伝えることで8月に産休へ入るタイミングに合わせて後任の準備をしてもらえるのでは、という思いもありました。職場には産前産後休業・育児休業や育児短時間勤務などの育児制度を利用している社員も多く、理解のある環境のなかで、約1カ月で引き継ぎを行いました。10月に出産し、保育園は4月が入園しやすいと聞いたので、思い切って生後6カ月から保育園に預け、5月から復職しています。」
「私は第2子の出産に伴い、1カ月間の育児休業を取得しました。妻の負担を減らすことに加え、まだ幼い長男に寂しい思いをさせたくなかったことが、取得を決めた理由です。また、当時は人事課に所属し、育児制度に関する相談窓口を担当していたこともあり、自身が育児休業を取得することで、男性もより取得しやすい職場づくりに貢献できればという思いもありました。課内は育児休業への理解があり、業務分担の見直しや早めの引き継ぎで、不在中も業務が円滑に進む体制を整えてもらいました。生後間もない子どもの成長は本当に目まぐるしく、日々変わっていく表情を間近で見られたこと、そして長男も含め家族全員で大切な時間を共有できたことは、私たち家族にとってかけがえのない財産になっています。」

Question
仕事と育児の両立は大変ではないですか。
「産前産後休業・育児休業後も以前と同じ部署でしたので、業務面での不安はあまりなく、比較的スムーズに復職することができました。しかし、子育ては初めてのことばかりで日々手探り状態。子どもの体調不良で急に休むことも増え、これまで当たり前だった“計画通りに進める”ことの難しさを感じています。そのため、日頃から業務の優先順位を意識し、周囲と連携しながら、できるだけ効率的に進めることを心がけています。保育園から急に呼び出しの連絡があったとき、『早く行ってあげて』『何か手伝えることある?』と声をかけてくれる環境にはとても支えられています。」
「まさにその通りで、子どもの状況によって急に休まなければならないこともあります。それが明日かもしれませんし、今日の午後に保育園から連絡がくるかもしれません。仕事はできるだけ前倒しで進めるようにし、すべてがその日中に完結する業務ではありませんが、重要度の高いものに関しては『万一の際はこの部分をお願いできますか』と事前に相談するようにしています。職場は協力してくださる方が多く、急な対応が必要になる前になんとか準備を進められているのは、そのおかげだと感じています。育児短時間勤務という限られた時間のなかでも自分にできることに精一杯取り組み、就業後、保育園へ迎えに行き、子供の笑顔を見る瞬間が日常の楽しみの一つになっています。」
「私も育児を通して実感したのは、『自分のリズムで動ける時間がほとんどない』という生活の変化の大変さでした。この経験から、妻への感謝の気持ちが以前よりも強くなり、仕事もこれまで以上に効率的に進め、少しでも早く帰宅して家族との時間を大切にしたいと考えるようになりました。現在は一般社団法人へ出向中ですが、育児休業取得後当時は変わらず人事部配属となり、その後、管理職となりました。育児休業を取得する側と管理する側の両方を経験したことで、業務が属人化しないよう、些細なこともこまめに情報共有し、チーム全体でリスクを分散することの重要性を、強く意識するようになりました。」

Question
就職活動中の学生へ伝えたいこととは
「入社当初は、自分の将来の人生設計を具体的に考えていたわけではありませんでしたが、ライフステージが変化するなかでも、仕事にやりがいを持って続けることができています。そのなかで強く感じたのは、制度が“ある”こと以上に、“実際に使われているかどうか”を知っておくことの大切さです。育児に関する制度は、法律上どの企業にも一定程度整備されています。しかし、産前産後休業・育児休業や時短勤務をどのような社員が利用しているのか、特に自分と同じ性別の利用事例を参考にすることは、長く働き続けられる会社を見極める上で重要なポイントだと思います。」
「就職活動において、全てが理想通りの会社を見つけるのは難しいかもしれません。だからこそ、自分が本当にやりたいことは何か、どんな環境で働きたいのか、何を一番大切にしたいのかを考えてほしいと思います。京成電鉄には、若手のうちから責任ある仕事を任せてもらえる環境があります。また、復職後も責任ある仕事を担い、会社の一員として認めてもらえていると実感できることが、働く上での大きな充実感につながっています。」
「京成電鉄は“人”が本当に魅力的な会社です。温かく、親身になってくれる人が多いため、躊躇することなく育児休業の取得を決断できました。最初の部署で一緒だった先輩とは今でも仲良くしていて、プライベートで子どもと一緒に遊ぶこともあります。私はワークライフバランスを犠牲にしてまで働くことが、人生の幸せにつながるとは思いません。もちろん仕事は大切ですが、私はライフも充実させたい派。仕事ばかりで子どもとの時間が取れなかったり、残業ばかりで帰宅したら寝るだけだったりの生活は嫌ですよね。だからこそ、就活中の学生の皆さんには、10年、20年先の自分の将来を思い描き、笑顔でイキイキ働く姿を想像できる会社を選んでほしいです。まさに京成電鉄は、そんな働き方を叶えられる会社だと思います。」


